日本のたけ100%を原料とした紙「竹紙(たけがみ)」は、代表の西村が名付けた紙です。
竹林整備で伐出された竹は、現代の日本では使い道がなく、使われることなくコストをかけて処分するしかありませんでした。これを知ったひとりが、誰に命令された訳でもなく、ジブンゴトとして自分の職域で解決を図りました。本来は木材であるべき製紙原料に日本の竹も活用できるよう試行錯誤を繰り返し、今では年間約1万トンの日本の竹が、持続的に購入されて紙に生まれ変わっています。
これを知った代表の西村は、「社会的課題に触れたひとり目が、ジブンゴトとして自分でできることを実践して、解決を図った好事例」であることに気づき、名もなかった紙に「竹紙」と名付け、価値を見出しました。西村も誰に命令されることなくジブンゴトとして、この好事例を社会に伝えることで共感を生み、竹紙を通じて次のソーシャルグッドを促す活動を始めました。
それを伝えるためには、竹紙原紙ではなく、誰もの目に手に触れることが出来る竹紙商品が必要です。竹紙100ノートを皮切りに、竹紙ORIGAMIほか、多くの商品をプロデュースしています。企画、製造、販売の全てを自らの切り開いた経験により、様々な企業、団体、個人との相談に応じ、協業しています。